死ぬことも生きることも 滅んだのに宇宙の一点をいま花の気配が 叛乱するここに花は咲くのか、なぜ咲くのか―いまも闇を落ちながら咲きつつ裂く声に耳を澄ませながら、新たな詩の力を考え感じていきたい。原発事故後に書き継がれた、花をモチーフとする、魂の17篇。