本書は、提唱者自身によるシステム理論確立までの諸論稿を一書にまとめたもので、前半では、近代科学の中での一般システム理論の起源とその発展過程、その数学的基礎について、後半では、生物学、心理学・精神医学、社会科学への応用と、その哲学的帰結について論及されている。