本書は、全体を大きく4つの内容で構成しました。1つは、学部の戦後の歩み、とりわけ学部カリキュラム改革が本格化した1970年代後半以降の改革の歴史を振り返ること、2つには、教員養成学部としての地域社会や教育現場への貢献の内実を確認すること、3つには、中国やアメリカの諸大学との学術交流の研究成果を整理し発展させること、そして4つには、教員養成を含めた新しい時代の要請に応え得る教師教育の諸課題について展望すること、などを主要な柱として構成しています。