• 著者西川隆光
  • 出版社自由国民社
  • ISBN9784426124069
  • 発行2018年3月

願いをかなえる月瞑想

[瞑想をもっと身近に!]

◆「月瞑想」とは(本文より)

そもそも、この月瞑想は二千数百年前に、お釈迦様が説いた瞑想法です。

当時、バラモン教(ヴェーダから続く教え)が主流を占めていた時代に、お釈迦様が生まれ、今でいう仏教を説いていきます。
時代的な背景でいうと、カーストという階級制度からの自由を説いていったのが仏教の本質だといえます。
そんな中、ヨガという修行法も、骨と皮だけになり、死に至ることでもって悟るとしていた形骸化された修行法を、
ヨガ(瞑想)本来の意味である沈思黙考の修行スタイルに戻していったのでした。

その際に、よく当時、釈迦は、夜空に浮かぶ満月を指し示し、

「あの満月のような丸く柔らかな光輝く自分となりなさい」

と教えてくれました。
心を丸くしていくことで、あの満月と同調できるのだと。

人の魂も、あの満月と同じく、太陽という神の光を自分に映し出し、神と表裏一体の存在として存在しているのだと。
だから、心という鏡に映る光が曇らないよう、日々の反省をしなさいと。
そして、心の掃除をしっかりと行った状態でもって、祈りなさいと。
その一連の、心の修行のことを瞑想と言うのだと。

ですから、ここで書き連ねていく月瞑想メソッドも、基本的にはこの頃にお釈迦様から教わったメソッドを基につくられています。

仏教の基本である八正道を現代的にアレンジして、月瞑想メソッドとしています。
その一つひとつをこれから解き明かしていきたいと思います。

先にも書きましたように、形骸化された皆様の固定概念を打ち破り、
人間が本来持っているところの自由と創造性を十二分に引き出していけるよう祈念しています。

それでは、これから順を追って、月瞑想の旅に出ていきましょう!

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