「季節の記憶」などで知られる作家の、5年ぶりの待望のエッセイ集成。存在、生命、言葉、人間。問いはますます深まっていく。保坂ワールドにひたりながら世界にむかっていく、哲学よりも哲学的な至高の散文がここに。