現場からの思考。20世紀を生きた建築家たち。欲望・消費・幻想・情報が交錯し、断片化するポスト・ポストモダンの都市に聳立する建築。そこから発信されるものは何か。磯崎新、安藤忠雄、伊東豊雄、妹島和世らの、先端的な建築空間に秘かに埋蔵された、20世紀末の様々な「夢」を発掘し、「未来の建築」を照射する特異な現代文明論。