"VANが先生だった""気分はもう夏""僕らはこんなモノが欲しいのだ"-。1976年6月に創刊された"シティボーイのためのライフ・スタイル・マガジン"は、60年代の反米気分に嫌気が差した若者たちに熱狂的に受け入れられた。編集長・木滑とそこに集う風変わりな才能たちによって創り上げられた誌面は、今なお伝説として語り継がれる。日本の風俗を一新した雑誌の神話的内幕。