• Author青山文平
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784163909509
  • Publish Date2019年1月

跳ぶ男

藩の命運をかけ、少年は舞った。



荒涼たる土地に生まれた十五歳が、芸によって〓んだ一筋の光。



土地も金も水も米もない、ないない尽くしの藤戸藩に、道具役(能役者)の長男として生まれた屋島剛は、幼くして母を亡くし、嫡子としての居場処も失った。

以来、三つ齢上の友・岩船保の手を借りながら独修で能に励んできたが、保が切腹を命じられた。

さらに、藩主が急死し、剛が身代わりとして立てられることに、

そこには、保の言葉と、藩のある事情があった――。



直木賞作家の新たなる代表作!

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