中田理未(なかたさとみ)16歳。目立つことが嫌いで、ひっそりと高校生活を終えたいと思っていたのに、クラスメートの羽瀬くんに誘われ、思いがけず曲作りを手伝うことに。この日から理未の日常は大きく変化していく――。音楽を通して、引っ込み思案な主人公がだんだん心を開いていく様が魅力的な初恋小説。テンポのよい文章はメロディにのって読めるような心地よさがあります。エブリスタ×ポプラ社の第1回ピュアラブ小説大賞、大賞受賞作!