• Author日経xTECH
  • Publisher日経BP社
  • ISBN9784296103157
  • Publish Date2019年6月

失敗しないRPA / 成功企業のノウハウ満載

RPAは「導入すべし」の機運
失敗しないノウハウの蓄積を
 日本人の働き方改革が急速に見直され、その流れの中に組み込まれたことで「RPA(Robotic Process Automation)」は脚光を浴びている。数年前はRPAに対して「様子見」の機運であったが、今や「導入すべし」の機運に変わった。
 RPAのパイロット導入を済ませ、全社展開する企業が増えている。そうした企業の担当者は声をそろえて「業務時間を削減できた」と語る。RPAが日本企業の業務時間削減に効果があるのは間違いないようだ。
 ただ、「効果があった」という声を聞く一方で、「野良ロボット」といわれるような、管理者不在のロボットが問題になるケースもある。「ロボットが動いていると思っていたら、実は想定外の状況で止まっていた」といった問題も噴出している。本書では、多くの企業が経験している「RPAの5大落とし穴」を取り上げ、その回避策をまとめている。
 さらに、全社展開を前提にした場合、「どの部門がRPAの推進部隊になるべきか」「どのRPAツールがいいのか」など、悩みは尽きない。結論を言えば、どの企業にも適用できる正解はない。各社の社風や業務内容、組織体制などに応じて選択すべきである。本書では、現場主体で導入した事例や、IT部門主体で導入した事例を紹介している。読んでいただければわかるが、どちらにも納得できるだけの理由がある。
 RPAは人口減少社会の日本に欠かせないツールだが、過剰な期待を抱いてはいけない。本書には成功企業のノウハウを満載している。RPAの導入に欠かせない1冊だ。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 建設DX / デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル
  • まるわかり!RPA
  • 事例で学ぶRPA / 基本から導入、運用までのロードマップ
  • 建設業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書 改訂2版
  • 誰のためのデザイン? 増補・改訂版 / 認知科学者のデザイン原論
  • UXデザインの教科書
  • ユーザー要求を正しく実装へつなぐシステム設計のセオリー
  • シフト / 2035年、米国最高情報機関が予測する驚愕の未来
  • あなたが伸びる学び型 / ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる
  • 読みやすいコードのガイドライン 持続可能なソフトウェア開発のために