組織には個人を潰す力がある。生き延びるにはどうしたらいいか?
現場で使える思考&ノウハウの詰まった一冊。
外交の現場、国家権力との対決といった数々の修羅場をくぐり抜けてきた著者が、自らの切実な体験と該博な知識をもとに、日本の組織の正体を暴く。
テキストとなるのは、夏目漱石『坊っちゃん』、城山三郎『官僚たちの夏』、『忠臣蔵』、『逃げるは恥だが役に立つ』など小説やドラマなど。物語に隠された「組織の内在論理」が鮮やかに分析される。さらには昭和史を「失敗と成功の教訓の宝庫」として読み解く一章も。
「上司と戦ってはいけない」、「人事は最も危険な仕事」、「人脈はABCに分類せよ」など、怖いほどリアルな、目からウロコのアドバイスも満載。