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  • Authorマルコム・グラッドウェル 勝間和代
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062184403
  • Publish Date2014年2月

犬は何を見たのか / THE NEW YORKER傑作選

「?(疑問)」を「!(なるほど)」に替える男、マルコム・グラッドウェル「TVショッピング」「巨大事故」「採用面接」・・・・・・独特の視点とユニークな枠組みで、世の出来事や現象をスパッと切る。『THE NEW YORKER』収録の珠玉記事19本を一挙収録。
(一部を紹介)アイデアと先見性とで、その後の世界を大きく変えた、マイナー・ジニアス(小さな業界の天才)たちの物語。
第1章 TVショッピングの王様   
テレビと実演販売を融合させた「TVショッピング」。この手法を初めて考案したのは“伝説の実演販売人(ピッチマン)”として名を馳せたロン・ポピールだった。万能野菜カッターや家庭用ロティスリー(肉焼き器)を全米中に売りまくった男の“販売の極意”とは?
第2章 ケチャップの謎 
アメリカのスーパーでは、何十種類ものマスタードが売られている。だが、ケチャップは大ブランド「ハインツ」がほぼ棚を独占している。なぜ、ハインツ社のケチャップは、ここまでポピュラーになったのか? そこには、“革命的なケチャップ”をつくった同社の秘策があった。
第3章 ブローイング・アップ(吹っ飛び)の経済学
ビジネス書の傑作『ブラック・スワン』で一躍時の人となったナシーム・タレブ。そのタレブは、有名になる前から「変わり者のトレーダー」だった。「いつか必ず破滅的な事態が起こる」可能性に賭け、毎日損を出し続ける不思議な投資戦略。だが、正しかったのはウォール街ではなく彼だったのだ!
第4章 本当の髪の色    
1950年代のアメリカ。「髪をブロンドに染めるのは、コーラスガールか売春婦」とされた時代に登場した家庭用ヘアカラーは、瞬く間に全米中の女性たちに広まっていく。その流行は、ヘアカラーに“あるメッセージ”を託した二人の天才的な女性コピーライターがつくり出したものだった。広告業界関係者必読!
第5章 ジョン・ロックの誤解
避妊薬のピルを開発したハーバード大医学部教授のジョン・ロックは、熱心なカトリックでもあったため、できるだけ「自然な避妊法」にすべく、ピルに“ある決まり”をつくる。だが、その決まりのために、ピルを服用する女性たちは大きな悩みを抱えることになった・・・・・・。
第6章 犬は何を見たのか?
どんな猛犬もたちどころに大人しく、まるで“天使のような犬”にさせることができる、カリスマ調教師のシーザー・ミラン。その秘密は、犬の“ある習性”を利用した、彼の独特な身体の動作にあった。シーザーが動くとき、「犬は何を見ている」のだろうか?

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