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  • 著者ケイト・ウィルヘルム 酒匂真理子
  • 出版社東京創元社
  • ISBN9784488783013
  • 発行2020年4月

鳥の歌いまは絶え

放射能汚染によって、生殖能力が極端に低くなった地球上の生物群は、緩やかな滅びへと向かっていた。その中で豊かな渓谷の一族が研究所を創り上げ、クローン繁殖の技術によって滅亡を回避しようと試みる。だが誕生したクローンたちは個々の自意識が薄く、今までの人類の文化と異なる無個性の王国を築き上げようとしていた……ティプトリー、ル=グィンに並び称されたSF作家を代表する傑作長編。ヒューゴー賞、ローカス賞受賞作。

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