• Authorヘルマン・シュルツ 渡辺広佐
  • Publisher徳間書店
  • ISBN9784198650704
  • Publish Date2020年3月

ぼくたちがギュンターを殺そうとした日

いじめと同調圧力、
大人が果たすべき役割……
現代にも通じる少年たちの問題を
戦争の影の下に描き出す
名手による緊迫の群像劇!
「なぜ、殺してはいけない?
戦争の時、大人は人を殺したじゃないか」
人間を深く見つめる著者が
危機的状況におちいった少年たちを
温かく見つめ
ヨーロッパで感動の渦を巻き起こした
ドイツ発の話題作。
終戦直後、混乱期のドイツの農村。
十代前半の少年たちは、ある日、
難民の子ギュンターをいじめてしまう。
ギュンターはそのことを誰にも訴えないが、
大人にばれるのを恐れた仲間のリーダーは、
「あいつを殺そう」と言い出す。
表立って反対することができない
主人公フレディは、
隣家の年上の少女に助けを求めるが…? 
子どもたちの間の同調圧力といじめ、
大人が果たすべき役割など、
現代にも通じる問題を
戦争の影の下に描き出す、
名手による問題作!

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