• Author青田圭一
  • Publisher二見書房
  • ISBN9784576200941
  • Publish Date2020年7月

斬るは主命 / 奥小姓裏始末 1

失脚した田沼意次の甥、世を憚る身の竜の之介がなぜ将軍の奥小姓に?
将軍家斉の個室御用の間。
将軍家に害をなす輩を人知れず駆逐せよ!
そのためこれを下げ渡す! 下されたものとは……?
大型新人、登場新シリーズ第1弾!
竜之介さん、うちの婿にならんかね──。
故あって神田川の河岸で真剣勝負に及び、腿を傷つけた田沼竜之介を屋敷で手当した、小納戸の風見多門のひとり娘・弓香。
多門は世間が何といおうと田沼びいき。
隠居した多門の後を継ぎ、田沼改め風見竜之介として小納戸に一年、その後、格上の小姓に抜擢され、江戸城中奥で将軍の御側近くに仕える立場となった竜之介は……。
◆ 著者について
青田圭一 あおた・けいいち
秋田県秋田市生まれ。東京在住。
高校卒業後、通勤電車で時代小説を読むことを習慣にして40年。
好きが高じて作品執筆に取り組み始め、時代小説を副業にしたいと決意。習作を重ね、本作品でデビュー。

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