• 著者江國香織
  • 出版社新潮社
  • LBRZ 0020433
  • 発行2007年3月

ぬるい眠り (2)

半年間同棲していた耕介と別れても、雛子は冷静でいられるはずだった。だが、高校生のトオルとつきあっていても、耕介への想いはじわじわと膨らんでゆく。雛子は、大学四年の夏、かけがえのない恋を葬った(表題作)。新聞の死亡欄を見て、見知らぬ人の葬式に参列する風変わりな夫妻を描く佳編、『きらきらひかる』の十年後を綴る好編など全九編。著者の魅力を凝縮した贅沢なオリジナル短編集。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 満願
  • なかなか暮れない夏の夕暮れ
  • 往復書簡
  • おひとりさまの老後
  • 春宵十話
  • 一字違いの語彙力 / 肝に命じる?肝に銘じる?弱冠?若冠?
  • 日本人はどう住まうべきか?
  • ふたり女房 / 京都鷹ヶ峰御薬園日録
  • 北町の爺様 1
  • 北町の爺様 2

この本を寄贈した人