子どもを庇って大事故に遭った保育士の小森新。以降、おかしな回復力と怪力に悩まされる新は、仕事をやめて実家に帰ることに。 ある日、祖母の七回忌が行われ、新は美形すぎる関西弁の僧侶・相澤紅鷹に出会う。彼はなぜか子狐を連れており、その子狐は突然変身して……子どもの姿に!? 「やっぱり自分、こいつが視えとるな?」 紅鷹に半ば拉致され、新が連れてこられたのは――片田舎にある『彩柏寺』。ここは妖怪の子どもたちを「神使」に育てるための寺で、新の力の理由を探る代わりに手伝えと言うが……!?