• 著者深緑野分
  • 出版社KADOKAWA
  • ISBN9784041092699
  • 発行2020年10月

この本を盗む者は

「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”
本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。
「呪われて、読む。そして書く――私たちは!」
森見登美彦氏 推薦!
※電子書籍版には特典として、カバーイラストコンペ応募作品のイラストギャラリーを収録しています。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • ポトスライムの舟
  • おいしいごはんが食べられますように
  • ハンチバック
  • 八月の御所グラウンド
  • ミカエルの鼓動
  • 金沢 3版 / 能登
  • ブラタモリ 1
  • 健康・スポーツへの招待 : 今日から始めるアクティブ・ライフ
  • 70歳が老化の分かれ道
  • 兵士たちがみた日露戦争 / 従軍日記の新資料が語る坂の上の雲