「僕らは弱い生き物だ。だから誰かとごはんを食べる。」
傷を抱えながらも、ゆるやかに仕事を再開した千春。
新しい恋人に、微妙な居心地の悪さを感じているナカムラ。
同性への秘めた恋心と、かつての夢に身を焦がす英治。
同級生の死が引き合わせた3人は、
ともに暮らしごはんを食べる仲になった。
恋も仕事も人生も、“解決”なんてきっとない。
けれど一緒にごはんを食べて、笑いあえる人がいる。
“何もしない”がありがたい。
そんな幸せを噛みしめて、私たちは今日も生きる。
人生につまずいた3人の、恋や仕事やごはんの話、第4巻!