「エリック・ベリマンの命を奪うつもりだ。お前に止められるかな?」休暇直前のバルバロッティ捜査官のもとに、殺人予告ともとれる手紙が届いた。悪戯かとも思ったが、休暇先から署に連絡して調べてもらうが、同名の人物が複数いて手間取っているうちにエリック・ベリマンの遺体が発見される。予告は本物だったのだ。休暇を切り上げたバルバロッティの元に新たな予告状が……。スウェーデン推理作家アカデミーの最優秀賞に輝く傑作。