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  • 著者ペス山ポピー
  • 出版社小学館
  • ISBN9784098611591
  • 発行2021年7月

女の体をゆるすまで 下

話題のジェンダー・エッセイコミック!下巻
単行本化希望の声が編集部に殺到した話題作!!
『実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました』のペス山ポピー、
待望の新刊です!!
性別欄に“どちらでもない”があると安心する
トランスジェンダー(Xジェンダー/ノンバイナリー)のペス山さんが、
意気揚々と向かったアシスタント現場で直面した出来事…
それは雇用主でもある漫画家X氏からのセクハラだった。
「女の体に生まれたからこんな目に遭うんだ…」
自身が生まれもった体を恨み、漫画も描けなくなったペス山さんが
己の過去、友人、親と対峙しつつ、
「女(じぶん)の体をゆるすまで」を描いた、
話題のジェンダー・エッセイコミックが上下巻同時発売です。

【編集担当からのおすすめ情報】
自身の「女の体」に疑問を抱いた幼少期、
ミソジニーを内包するに至った学生時代、
性被害を受けまくる女友達との決別…
この漫画に描かれるペス山さんの過去を通じて、
誰しもが一度は感じたことのあるだろう、当時理由はわからなかったジェンダーにまつわる違和感と理不尽が、
オリジナルかつユーモア溢れる筆致で解き明かされていきます。
下記、15話のペス山さんのモノローグからの引用です。
「ずっと砂利道を裸足で歩いてるみたいだった。
痛くて歩けなくなって、そのことをとても恥じた。
しかし痛みを正面から実感して、
『痛い。』『靴が欲しい。』
こう訴え続けることで、私はやっと歩けている。
痛みをなかったことにしている人も、
そもそも痛みを感じない人も、一緒に歩いている。
『痛い。』『痛い。』『全員分の靴が欲しい。』
私は黙れない。
だから描くのだと思う。」
本作が、多くの読者の皆さまへ届きますように。
みんなで前に進めますように。

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