1982年5月、ドイツが生んだ世界的な映画女優ロミー・シュナイダーは、パリで謎の死をとげた-彼女の43年間の私生活は、華やかな活躍に反してけっして平担ではなかった。アラン・ドロンとの激しい恋と別離。自殺末遂。その後のさまざまな男たちとの不幸な恋。息子の無残な死。最初の夫の自殺。そして…。本書は親友だった元『シュテルン』編集長が、スターの伝説の陰に隠れていた驚くべき事実に光をあてた問題作である。