TQCの権威である若者が豊田合成(株)の社長として自らTQCを推進してデミング賞に挑戦し,その過程で得た数数の貴重な体験,成果を語りながらTQC実践の勘所をわかりやすく解説している。TQCを会社の大部分をカバーする非常に有効な経営管理のツールである,とする著者の強い信念はこれからTQCを導入する企業や,すでに推進中の企業の経営者,管理者にとってTQC推進の糧となるものである。