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  • 著者芳賀徹 岡部昌幸
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784106020025
  • 発行1992年1月

写真で見る江戸東京

徳川15代の居城として、その権力の象徴であった江戸城の威容は、どれほどのものだったのか。そして大名屋敷をはじめとする町のありさまは、どのようなものだったのか。幕末にもたらされた写真術は、浮世絵や絵地図ではうかがうことのできないリアリティをもって、江戸城を中心とした江戸の景観を現出させてくれる。そして官庁や銀行などの洋風建築が建設されて文明開化してゆく東京の姿が、写真術の発達とともに、まざまざととらえられ、今日に残された。人工着色によってカラー化された写真は、"夢の中の都市"といった趣きさえある。古きよき時代=江戸東京を写真で散歩する。

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