七世紀 唐の時代。実の叔父である二代目皇帝・李世民を父母の仇と狙う永寧姫・李長歌。流雲観での日々を過ごし自分の「本心」について思い悩む長歌。そして観を訪れた剣士・司徒郎郎からは越女剣の極意の一部を授けられる…。そんな中、黒き魔の手は確実に彼女の背後に忍び寄っていた。