大ヒットアニメを小説化、待望の第2部!
その男は、欲望に忠実に奔放に生き、仲間を愛して自由を目指し、そして唐突に散った―――
「だめだよ……。俺は、アニキにはなれない」リーダーであるカミナを失い、迷走を続けるグレン団のなかで、シモンは自暴自棄になっていた。執拗なまでに獣人たちを憎む彼の心が、螺旋力のバランスを崩す。シモンを乗せたラガンは暴走の果てに谷底へと落ちてゆく。その谷底で、シモンは透き通るような白い肌をした謎の少女・ニアと出会う。「ごきげんよう。あなたはだあれ?」なんと彼女は、人間たちを地下へと追放した螺旋王ロージェノムの娘だった……。
「新世紀エヴァンゲリオン」で知られるGAINAXが総力を結集し制作、テレビ東京系列で放映され大好評を博した話題の合体ロボットアニメ「天元突破グレンラガン」小説版シリーズ、待望の第二巻! 少年からひとりの男へと成長してゆくシモン! アニメでは語られなかった「螺旋王四天王の知られざる心情」もたっぷりと描いた第2部。
劇団☆新幹線の座付き作家としても知られる中島かずき監修のもと、「とある科学の超電磁砲」「BLOOD+」の脚本家としても知られる砂山蔵澄が執筆!