ときならぬ嵐がパロを吹き荒れるなか、聖王宮を訪れていたリンダは、突如レムス国王から呼び出しを受けた。レムスと対面した彼女は、彼が何ものかにとり憑かれており、もはや以前のレムスではなくなっていることを見抜いた。レムスにとり憑いたそれは、とうとうリンダの前にぶきみな竜王の正体を現わす…。いっぽう、リンダの消息が途絶えたとのしらせを受け異変を察知したナリスは、謀反の決行を早める決心を固めた。