「子供たちにはがっかりさせられてばかり…」「友達のところみたいな母さんだったらよかったのに…」「どうして弟ばかり皆に好かれるんだろう…」。家族だから分かりあえることもあるけれど、ため息つきたくなることだってある。ファミリードラマを書かせたらこの人の右に出る者はいない、と言わしめた著者の出世作。