1974年秋、フランコ圧政下のマドリッドで、精神科医エヴァ・フォレストはスペイン公安警察に連行された。3年にわたる苛酷な拷問の日々、彼女は3人の子どもたちに手紙を送り、日記を記す。母親であり、妻であり、自由とスペイン民主化をたたかう女である立場からの内面の記録は国境をこえて、感動と共感をよびおこした。