• 著者ボブ・ウッドワード 新庄哲夫
  • 出版社日本経済新聞出版社
  • LBRZ 0074768
  • 発行2000年6月

権力の失墜 下 / 大統領たちの危機管理 (2)

最高の倫理基準の現実を旗印に掲げたクリントン政権。しかし、ホワイトウォーター疑惑、ポーラ・ジョーンズ裁判はじめ、これほどスキャンダルに見舞われた政権はなかった。すぐれたコミュニケーション力と知性を備えた若き大統領は、真実を隠し、否定し、協力を拒否し、ごまかし、検察官をけなし、攻撃し、自らを守ろうとして大統領の支配力を失っていく-。モニカ・ルインスキー事件の細部を絵巻物語さながらに叙述し、弾劾告発にまで追い込まれた大統領がイラン空爆に踏み切る過程、ヒラリー・クリントンの苦悩、ホワイトハウスとケネス・スター独立検察官、議会、メディアとの激しい応酬の内幕を描き出す。

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