戦略上の知識資産であるコア・ケイパビリティは、継続的に刷新させ続けなければならない。日常の企業活動と環境変化に対応して、絶えず革新を続けながら知識資産を磨くことで自社のケイパビリティが真の強みとなる。一方、革新を誤ると組織の硬直性(リジディティ)を生み、この強みが自社の弱みへと一変する。本書は組織での知識が構築されるメカニズムを徹底解明し、知識優位をもたらす組織の本質に迫る…。