経済学や経営学を専攻する大学学部生や大学院生、また大学レベルの数学を基礎から本格的に身につけたいと思っている社会人の方々を対象に書かれた数学の教科書。解き方のテクニックを手っ取り早く学ぶことよりも、読者が定義、定理、証明を着実に理解することによって自然に数学の論理が身につくように、数学の標準的なスタイルで書かれている。内容は、微積分、線形代数、位相(トポロジー)、最適化理論と多岐にわたるが、経済学と経営学の理論を学習する上で必要と思われる各分野の基礎をコンパクトにまとめて解説している。