本書は、経済学の理論をやさしく解説した第1編と、できるだけ最近の経済問題を例にとって、基礎理論がどのように応用されるかを説明した第2編からなる。序章では経済学の対象や目的、とくに経済学的な考え方を説明。第1編は6つの章からなり、前半の3つの章はミクロ経済学、後半の3つの章はマクロ経済学から構成。第2編では、日本経済が直面する問題を取り上げて、第1編の基礎理論がどのように応用されるのかを示している。