企業にとって、資金を「血液」とすれば、財務、経理部門は血液を送り出す「心臓」。経営者・管理職が財務を軽視し、財務部門が小さな権限しか持たない会社は、これからの時代を生き残れない。本書は、"財務のプロ"として長く経営の現場にあった著者が、豊富な経験から得た健全経営の要諦を開陳したもの。厳しい経済環境のなか、会社を維持・発展させるための生きた知恵を説く。