• 著者かわぐちかいじ
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091823991
  • 発行1994年5月

メドゥーサ 9

政界を舞台に、龍男と陽子の激しい愛を描いた、異色政治ロマン!!

▼第1話/影の軍隊▼第2話/テロリズム▼第3話/Xデ-前夜▼第4話/戦線布告!▼第5話/外圧▼第6話/天動邸脱出▼第7話/地獄へフルスロットル▼第8話/動機▼第9話/実業家の選択▼第10話/龍男離党 ●登場人物/榊龍男(新党・創樹会党首で、榊陽子の義兄)、榊陽子(元城東大学全闘委。ロ-ズ・ガ-デン疑惑の容疑者)、寺田(フリ-のジャ-ナリストで、龍男の友人)榊麗子(田丸善太の娘で、龍男の妻) ●あらすじ/陽子が送った体毛は、今までに相手をした政治家・官僚のものであった。寺田らは、体毛のパッケージに書かれているイニシャルと日付けをもとに、この日付けの彼らの行動の裏を取り始め、官僚腐敗を暴くために本格的に動き始めた。一方、バンダルのもとを離れた陽子は、天動家に隔離されていた(第1話)。▼天動のさしがねで、小倉大蔵大臣が刺され、重体を負った。小倉を刺すことで、松下派の中核を担う、「政経事情研究会」を抱き込み、龍男の行動を阻害しようとしたものだった。入院中の小倉を見舞った松下首相は、「政経研」を自分に任せるように告げた(第2話)。 ●本巻の特徴/龍男は遂に民自党を離党、小倉とともに新党「創樹会」を結成する。陽子は、天動家から脱出、「ロ-ズ・ガ-デン」の全てを明かす。だが、鬼頭は、保守党政権の破壊工作をする陽子の動機が分からないままでいた。 ●その他の登場キャラクタ-/天動要(第1、4、9、10話)、小倉一郎(第1、2、4、7、10話)、松下登(第2~4、10話)、小室(第2、3、5、7、8、10話)、風間(第3~7話)、稲村栄一(第3、5、6、9話)、佐倉(第3、10話)、ユン (第6話)

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