• 著者鴻上尚史
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062884518
  • 発行2017年11月

不死身の特攻兵 / 軍神はなぜ上官に反抗したか

太平洋戦争末期に実施された”特別攻撃隊”により、多くの若者が亡くなっていった。だが、「必ず死んでこい」という上官の命令に背き、9回の出撃から生還した特攻兵がいた。その特攻兵、佐々木友次氏に鴻上尚史氏がインタビュー。飛行機がただ好きだった男が、なぜ、絶対命令から免れ、命の尊厳を守りぬけたのか。命を消費する日本型組織から抜け出すには。
太平洋戦争の末期に実施された”特別攻撃隊”。戦死を前提とする攻撃によって、若者たちが命を落としていった。
だが、陸軍第一回の特攻から計9回の出撃をし、9回生還した特攻兵がいた。その特攻兵、佐々木友次氏は、戦後の日本を生き抜き2016年2月に亡くなった。
鴻上尚史氏が生前の佐々木氏本人へインタビュー。
飛行機がただ好きだった男が、なぜ、軍では絶対である上官の命令に背き、命の尊厳を守りぬけたのか。
我々も同じ状況になったとき、佐々木氏と同じことができるだろうか。
戦後72年。実は本質的には日本社会は変わっていないのではないか。
本当に特攻は志願だったのか、そして、なぜあんなにも賛美されたのか。
命を消費する日本型組織から、一人の人間として抜け出す強さの源に迫る。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 信長の原理 上
  • 信長の原理 下
  • 駅前旅館に泊まるローカル線の旅
  • ふしぎ地名巡り ふしぎな地名巡り
  • 今日からお金持ちになれる!ハッピー生活術 / 財布・金庫・通帳三種の神器で金運を呼び込む!
  • 週末朝活 / 超リフレッシュ&充実の自分づくり
  • 粗食生活のすすめ
  • 50歳からの「死に方」 / 残り30年の生き方
  • 小さなことにくよくよしない88の方法
  • 海軍めしたき物語

この本を寄贈した人