• 著者島田紀夫
  • 出版社小学館
  • ISBN9784098230174
  • 発行2011年10月

セーヌで生まれた印象派の名画

かけがえのない「いま」を永遠にとどめる
きらめく光、吹き抜ける風、さざめく水面、そして人生を謳歌する人々の姿・・・・・・。
かけがえのない「いま、この瞬間」を、移ろいゆく光とともに、カンヴァスの上に永遠にとどめておくための印象主義。その技法と様式は、セーヌ川流域で生み出され、育まれました。
印象主義とは、モネやルノワールら巨匠たちの「新しい美意識」が、「描かれた場所」と「描くための技法・様式」と結び付くことによって誕生したのです。
モネ、ルノワール、シスレー、ピサロ、マネ、モリゾ、ゴッホ、スーラ、セザンヌ、ギヨマン、カイユボット、そして、黒田清輝、梅原龍三郎、浅井忠、土田麦僊、小野竹喬、和田英作・・・・・・セーヌ川に魅せられた印象派とその周辺の巨匠たち、そして日本人画家たちの名画は、具体的にどのようにして生まれたのか?
印象派研究の第一人者である著者が、美麗な図版80点あまりを縦横に比較しつつ、印象派の誕生とその展開の理由をわかりやすく説明する、新しいタイプの印象派入門書。

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