独りで、ゆっくり、大量に読む!これが知的体幹を鍛え、思考の基盤を厚くする本の読み方!
読書は、アスリートにとっての基礎練習。室内で寝ながらできる走り込み、汗をかかない筋トレ、体を動かさないストレッチ。本さえあれば、1年365日、呼吸をするように思考を鍛えられる。著者の貪欲なまでの研究マインドに裏付けられた読書術を、あますことなく体験できる決定版読書論。先端ITビジネス系から塩野七生、城山三郎、古川ロッパ昭和日記まで。「特殊読書の愉悦」「棺桶に入れてほしい本」などコラムも抱腹絶倒のおもしろさ。
読書の醍醐味は、そこから何を読み取り何を得るかにある。当代随一の本の読み手が、これまでに手掛けた書籍解説、書評のほぼすべてを網羅した「全書籍解説・書評・読書論集」。
【本書で取り上げた本の一部】
A・グラント『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』/D・コイル『The Culture Code 最強のチームをつくる方法』/M・ハンセン『GREAT @ WORK 効率を超える力』/マイケル・S・マローン『インテル 世界で最も重要な会社の産業史』/J・ワット『ビジネス・フォー・パンクス』/W・ヒュアヴェーガー『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか』/D・ミーアマン・スコット『リアルタイム・マーケティング』/M・A・シリング『世界を動かすイノベーターの条件』/塩野七生『男の肖像』/吉原英樹『「バカな」と「なるほど」』/城山三郎『緊急重役会』/井上達彦『模倣の経営学』/三谷宏治『ビジネスモデル全史』/フェルディナント・ヤマグチ『仕事がうまくいく7つの鉄則』/井上達彦『ブラックスワンの経営学』/今枝昌宏『ビジネスモデルの教科書』/冨山和彦『選択と捨象』/山田清機『東京湾岸畸人伝』/藤本隆宏『現場主義の競争戦略』/鈴木敏文『売る力 心をつかむ仕事術』/米倉誠一郎『イノベーターたちの日本史』/中部博『スーパーカブは、なぜ売れる』/児玉博『テヘランからきた男』/鹿島茂『日本が生んだ偉大なる経営イノベーター 小林一三』/沼上幹『小倉昌男』/中川政七『日本の工芸を元気にする!』/ヨハン・ノルベリ『進歩 人類の未来が明るい10の理由』/永野健二『経営者』/フィル・ナイト『SHOE DOG』/出口治明『50歳からの出直し大作戦』/宇野維正『1998年の宇多田ヒカル』/春日太一『市川崑と「犬神家の一族」』/半藤一利・出口治明『世界史としての日本史』/佐藤優『組織の掟』/佐伯啓思『反・民主主義論』/イアン・カーショー『ヒトラー』/フィリップ・ノーマン『ポール・マッカートニー ザ・ライフ』/前田裕二『人生の勝算』/エドマンド・バーク『フランス革命についての省察』/柳田国男『婚姻の話』/石原莞爾『最終戦争論』/小林秀雄『直観を磨くもの』/内田百閒『東京焼盡』/津本陽『下天は夢か』/小谷野敦『童貞放浪記』/保阪正康『東條英機と天皇の時代』/ピーター・センゲ『学習する組織』/……