• 著者湯川進太郎
  • 出版社誠信書房
  • ISBN9784414103359
  • 発行2019年12月

禅僧沢庵 不動智神妙録 / 身体心理学で読み解く武道的人生哲学

ストレスフルな現代を生き延びろ!!
柳生宗矩(やぎゅうむねのり)へ宛てた禅僧沢庵(たくあん)の至言が,今蘇る
江戸幕府の兵法指南役、柳生但馬守宗矩(やぎゅうたじまのかみむねのり)(柳生十兵衛の父)に宛てた、武道の極意をもって禅の真髄が示した書「不動智神妙録」。紫衣事件に連座し流罪となるも、三大将軍徳川家光の帰依を受け近侍となった当代一の禅僧沢庵宗彭(たくあんそうほう)が、剣術を引き合いにして禅と自らの身の振り方を説いた、兵法書であり仏教書でもある古典。
本書は、原本は現存しないが、現代に残る「不動智神妙録」の写本を全編掲載し、現代語訳とともに、身体心理学者であり武道家でもある著者が解釈を添える。
「マインドフルネス」をキーコンセプトに、武道(空手)の鍛錬と坐禅という実践的営みがまったく一致することを見出し、公刊してきた著者が、ストレルフルな現代社会をしなやかに生きるうえでの処世訓として、沢庵の言葉を読み解く。

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