わが国で最も古い歌集。愛をうたい、あるいは望郷の哀しみを歌った柿本人麻呂や額田王、山上憶良や名もなき防人たちの歌をとりあげ、万葉人の生と死、そのふるさとを訪ねる万葉紀行、白鳳・天平文化など、詩情あふれる万葉の世界を探る。