• 著者棟方板画美術館
  • 出版社小学館
  • ISBN9784096070147
  • 発行2003年4月

棟方志功いのちを彫る

20世紀が生んだ世界的版画家、棟方志功。今年はその生誕100年にあたります。本書はそれを記念して、さまざまなエピソードに彩られたその人生と、作品群を紹介するものです。棟方には、その人柄ゆえに楽しげなイメージがありますが、じつは彼は人一倍の苦悩と孤独を抱えていました。しかし、多くの人に支えられながら、人間に対する愛情にあふれた作品をつぎつぎと生み出したのです。 今年は全国10カ所以上で展覧会が開かれ、関連イベント・映画も予定されています。この記念すべき年に、棟方の人生と画業を今一度振り返り、与えられたいのちを限りなく燃焼させたひとりの人間の軌跡をたどります。

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