あの1960年代、アメリカ横断旅行をしながら、詩人は、ベトナム戦争下、没落していくアメリカのイメージを幻視する。世界を自己の内面へと包括するその手腕は、現在において最も刺激的である。ギンズバーグの本邦初刊行詩集。