10代の身体の痛々しいまでの揺らぎを、ことばの色彩で柔らかにうつしとる。16歳で第46回現代詩手帖賞を受賞した詩人が紡ぎあげる、ひとすじの鮮やかな流れ。〈受賞情報〉丸山豊記念現代詩賞(第19回),中原中也賞(第15回)