本書は、ふとした動機で色で出るメカニズムに興味をもった好奇心旺盛な高校生の青木真理子が、高校の先生のすすめでA大学理学部化学科に進学し、大学のアカデミックな雰囲気の中で、いろいろな人と出会い、刺激を受けながら、物質の色の根源について勉強していく様子を書いたものである。