奈良盆地の東南・磐余の地に、東へと向かう道を見据えるように築かれた桜井茶臼山古墳、その南方には巨大埴輪を立て並べたメスリ山古墳が築かれる。これらの古墳は初期ヤマト王権の中でどのような位置を占めるのか。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画部門(第65回)