1960年2月4日、ひとりの青年が大志を抱いて、勇躍アルゼンチンへ出発する。その後、自動車市場の拡大を企図しパラグアイへ移住、持ち前の冒険心と探求心、そして困難に立ち向かう闘志で「トヨトシ・グループ」を創業、成功を収めた。企業人として、また「日本パラグアイ学院」の創設、駐日パラグアイ大使就任など、両国の架け橋としても活動をつづける著者が自身の歩みをつづる。