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  • 著者尾辻克彦
  • 出版社河出書房新社
  • ISBN9784309407456
  • 発行2005年6月

父が消えた

お墓というのは、家の中でいうとお風呂場みたいだ-。父の遺骨を納める墓地を見に出かけた「私」の目に映るもの、頭をよぎることどもの間に、父や家族と過ごした時代の思い出が滑り込む、第84回芥川賞受賞作「父が消えた」。その他「星に触わる」「お湯の音」など、初期作品5篇を収録した傑作短篇集。

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