• Author毛利甚八 魚戸おさむ
  • Publisher小学館
  • ISBN9784091816733
  • Publish Date1990年6月

家栽の人 3

植物を愛し、人を愛する“家裁判事”桑田のヒューマンストーリー

▼第1話/カタクリ▼第2話/ワサビ▼第3話/ユリ▼第4話/リンドウ▼第5話/イチジク▼第6話/イチョウ▼第7話/福寿草▼第8話/ヒメリンゴ▼第9話/ケヤキ▼第10話/ハマボウフウ ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事) ●あらすじ/緑山家庭裁判所にひとりの司法修習生、加藤が研修にやってくる。検事を目指す彼は、桑田とともにひとつの少年事件に関わることで裁判官の仕事の魅力を感じ始める……(第1話)。▼そして、春の異動の時期、桑田のもとにエリートコースである最高裁の調査官への異動の要請が来る。しかし彼はまたしてもそれを拒否。桑田が転任を希望したのは、緑山市よりも更に小さい町である春河市の地方家庭裁判所だった(第10話)。 ●本巻の特徴/この第3巻では、家庭裁判所に多く持ち込まれる少年事件の中でも特に悪質な婦女暴行殺人事件が扱われる。そして実名報道をすることで社会的制裁を与えようとするマスコミの姿勢についても、桑田の目を通して一石が投じられている(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/緑山家庭裁判所調査官補・山本博(第1話)、司法修習生・加藤(第1話)、緑山署捜査二課係長・細川右近(第2話)、緑山家庭裁判所判事・桐島(第5話)、桑田の大学時代の友人で出版社勤務・滝本(第6話)、桑田が司法修習生時代の恩師で現在弁護士・林(第9話)、緑山家庭裁判所新所長・浜口(第9話) ●その他のデータ/桑田が扱う事件・問題~少年の傷害事件(第1・4話)、離婚調停(第2話)、少年の婦女暴行殺害事件(第3話)、相続問題(第8話)

>> 続きを表示