みやこの奥まで連れてって!
京都観光にも役立つ、「京都人による京都発見本」
「京都人の京都知らず」――それは、生まれ育ったがゆえに京都が身近にありすぎて、その魅力をみすみす見逃している人のことを指す言葉(著者の造語)。たとえば「ふだん暮らしている京町家の奥に眠るあっと驚くお宝」や「ふと立ち寄ったカフェに見られる京情緒」などのありがたさを、著者も含めた京都人たちは気づいていない。そんな、京都に住む人も知らないような「みやこの魅力」を、漫画家グレゴリ青山が一風変わった「京都通」たちの案内でめぐる。ガイドブックとはひと味違った視点で京都を眺めるコミックエッセイ。
本書で“深ぼり”した主な京都
●京女の大学教授と「東寺」の謎を探る
●伝統工芸ライターが教える、魅惑の「二条城」かざり金具
●ベラルーシ女性と「哲学の道」で器めぐり
●住んでいても気づかなかった「京町家」の奥深さ
●「山科」住民たちの大切な場所
など。