チャレンジが自立への第一歩!
「困りごと」を減らすために、今日から始めよう!
療育現場に30年間携わる著者と、33年にわたり成人の当事者支援に携わる著者が、
家庭で実践できる発達障害の子への取り組みを具体的に紹介。
生活動作、数や時間、お金の概念、人とのやりとり、自制心……など、
学校などの集団生活や、社会に出て働くようになった時の「困りごと」を減らし、
自立して、安全・快適に生活するための方法を、
イラストとともにわかりやすく解説します。
★療育&福祉現場のベテランが実践する、「自立」を重視したトレーニング
★やってしまいがちな「誤学習」や「未学習」についても紹介
★取り組みによって子どもがどう変わったか?よその家庭ではどうしてる?など、知りたいポイント多数
【目次】(抜粋)
1章●「誤学習」「未学習」が大人になってから困る原因に?
(1)発達障害の大人の相談からわかること
(2)成長してから、行動を変えるのは難しい?
(3)子どもへの関わり方、この方法で大丈夫?
2章●心を育て、「わかった」「できた」を増やすトレーニング&療育
・「座って学ぶ」ができると学習がスムーズになる
・「食べる」方法を工夫して偏食を減らそう
・数の世界へようこそ!数字の並びを覚えよう
・1~10のタイルを3回並べて、「位」の理解につなげよう
・お金を「持って」「使う」は自立の第一歩
・時計を作って「時間」と「生活」をつなげよう
・困った時に「手伝って」を伝えられるようになろう
・自分の物と他人の物の区別を身につける
・折り紙の「やっこさん」で指先の感覚を磨く
・字と字を合わせてひらがなを学ぼう
・「料理」には子どもの力を伸ばす要素がいっぱい
・「片足立ち」は自分でズボンや靴を履くチャレンジ
・和式トイレも怖くない!「あひる歩き」
・走りながらやり遂げる力を身につける「マラソン」
3章●発達障害のある子の子育て、よその家族はどうしている?
・「発達障害」と診断されて
・イライラと自己嫌悪
・何気ない言葉が辛い……
・療育への一歩を踏み出して
・中学生・高校生になったら